子供の成績に一喜一憂してしまう・心が振り回される理由

こんにちは。大阪・河内長野で自己否定を自己肯定に変える心理セラピーをしています、心理セラピストの喜多村純子です。

今日は、子どもの成績に一喜一憂してしまうことに悩んでいるお母さんにむけて、この問題を解決していく為に必要なことをお話しようと思います。

良かったら最後まで読んで下さいね。

子供の成績で一喜一憂してしまうお母さんの自己否定の問題

子供の成績で一喜一憂するのはお母さんの自己否定の問題があるから

さて。改めて、子供の成績に一喜一憂してしまうお母さんってどんな人を想像するでしょうか。
例えば、、

子供の成績が悪いと苛々してカッとなって怒りをぶつけてしまう
同級生の友達と成績をつい比べてしまう
親戚や兄弟姉妹の子供と自分の子供を比べてしまう
本人の意思に関係なく、中学受験や塾通いなどを強制的にやってしまう

などなど・・・でしょうか。

これは何が起きているのか?というと、お母さんの中で強い自己否定や劣等感が刺激されているという事なんです。お母さん自身に自己否定があるから、子供の成績が悪いと自分の劣等感が刺激されて苛々してしまうわけです。

この子供の成績に一喜一憂してしまうという悩みは、実は非常に多い悩みで、私もセッションで何度もこの悩みを扱ってきました。

どうしてそんなに成績にこだわってしまうのか?

私も子供が小さい頃は、娘たちの成績に一喜一憂して、少しでも成績が落ちると鬼のように叱りつけていました。どうして100点とれないの!と少しの間違いを責めたてて。よく子供たちを泣かせていました。(ごめんよ、娘たち)

なぜ私があの頃、そんなに成績にこだわったのか?というと、私の親が成績重視の人たちだったという私自身の親子関係に原因がありました。成績の悪い子は家の子じゃない!家の血筋には頭の悪い子はいない!という謎の思い込みが親にあり(苦笑)、両親のお眼鏡にかなわない私はずっと否定されてきたからだったんです。

その頃の心の傷が疼いて、娘たちの成績が悪いと自分の恐怖と劣等感がふきだして、子供に当たり散らすということをしてしまっていたのです。

つまり、完全に親である私の劣等感と自己否定の問題だったというわけです。

お母さんの自己否定の問題を解決する為に

子供の成績に一喜一憂してしまう問題が、親の劣等感や無価値感の問題だということはお分かりいただけたと思います。

ではどうしたら解決できるのでしょうか?ということですが。

人は与えられ、知っているものしか与える事も伝える事も出来ません。自分の中にないものは子供にも与える事が出来ないんです。そういう風に出来ています。

だから、子供の成績に苛々してしまうお母さん達に必要なことは、自分自身の心の傷を癒す事なんです。ありのままの自分を愛してもらえなかった悲しみと寂しさをしっかりと癒してあげる事が先決です。

出来る子じゃないと見てもらえなかった
役に立つ子じゃないと要らないと言われた
失敗すると罵倒されたり否定されたり無視された
いつも周りと比較ばかりされてきた
何をしても褒めてもらえなかった
どんなに頑張っても認めてもらえなかった

など・・・幼少期からずっと感じてきた悲しみや怒りをちゃんと認めて心から解放してあげる事が必要です。お母さん自身の自己否定と劣等感の問題を解決することが先だということです。

お母さん自身が自分の過去を癒し、心を回復させてゆくと自然に子供への見方も感じ方も変化していきます。それは、私自身が沢山セラピーを受けてきて変化してくる中で痛感してきたので自信をもって言えます。

ぜひ、困ったなという時は電話カウンセリングからでも大丈夫ですので、お気軽にご相談下さい。

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