子供の自立後の虚無感と寂しさが止まらない ~空の巣症候群とは~
空の巣症候群になってしまったお母さんたちは、子供のお世話をずっとしてきたり、家族の為に自分を犠牲にしてきたという人が多いのですが、そのほとんどは、幼少期から親のお世話をしてきたというひとが非常に多いです。このような家庭で育った人たちは、心理的に親から無条件に受け入れられ、愛されたという経験をしていません。だから、その幼少期からの心の穴を埋めるために、子供やパートナーの役に立ったりお世話をすることに集中してきたという人が多いのです。空の巣症候群の問題の根本とは、幼少期からずっと心に孤独を抱えて生きて来たというところにあります。