嫌な人の対処法 ~目の前にいる嫌な人を消す方法~

あなたには嫌な人っていますか?職場や学校、ママ友やご近所さん、さまざまな場所で「この人、嫌な人!嫌いだわ!」と思う人はいるものですよね。

今日はそんなあなたの目の前にいる嫌な人を消す方法、魔法ではなく、心理学的なアプローチをつかった方法をお話したいと思います。

この記事を読んで頂くと、嫌な人に振り回されず、心穏やかに日々を過ごせる方法がわかりますので、ぜひ最後まで読んでくださいね。

嫌な人ってどんな人?

さて。最初に、嫌な人について考えてみましょう。あなたが嫌だなと思うのはどんな人でしょうか?
ネットで検索してみるとこんなタイプの人が、嫌な人と思われやすいそうです。

  • 感情的で不機嫌::常にイライラしており、感情的になりやすい。
  • ネガティブな言動::不平不満が多く、マイナス思考な発言が目立つ。
  • 自己中心的::協調性がなく、自分中心の行動をとる。
  • 責任感がない::自分の非を認めず、責任を他人に押し付ける。
  • 過度な干渉::必要以上に干渉してきたり、話を遮って自分の話ばかりする。
  • 感謝の欠如::してもらって当然という態度をとる。

どうでしょうか?あなたが心ひそかに、嫌だなと思っている人も、これらのパターンに当てはまっているでしょうか。

嫌な人に引きずられやすい人の特徴

これらの特徴を見てみると、共通しているのは相手に対する敬意がないこと、つまり、人を思う気持ちが欠けているということが言えるかと思います。

最近流行の自己愛性パーソナリティの傾向が強い人と言えるかもしれません。
自己愛性パーソナリティの人に対する対処法についてはこちらの記事でも触れていますので、良かったらお読みくださいね)

では、なぜあなたはこうした人達に反応し、不愉快な気持ちを心にためてしまうのでしょうか? もしかしたらあなたにはこんな傾向はないでしょうか。

  • 良い人でいないといけないと思いがち
  • 自分の感情を出せない(出さない)
  • 自分の欲求は抑えることが多い
  • 人の仕事や役割まで引き受けやすい
  • 嫌なことをされても嫌と言えない(NOが言えない)
  • 自分はたいした人間じゃないと無意識に思っている

いかがでしょうか?「あ、わたしのことだ・・・!」となりませんか?

このようなタイプの人は嫌な人を心に溜めやすく、嫌な気分を引きずりやすいと言われています。
それは、根本的に自分で自分の価値をとても低く見積もっていることが多いからなのです。

つまり。嫌な気分を引きずる時に心に起きていることとは、自分の嫌と感じた感覚を大事に出来ていないことや、自分が自分を大事に出来ていないことが原因であることが多いのです。

嫌な気分を消すために大事なこと

人に嫌われないような良い人でいたい、その気持ち自体は誰の中にもあるもので、自然な気持ちではあります。
でも、そのために自分の感情を抑圧して、嫌な気分を未消化のままで抱えていると、その抑圧した怒りは身体の中で悪さをするようになります。

イライラがとまらなくなったり
夜の寝つきが悪くなったり
だんだん周りの人が敵に見えてきたり
人付き合いが面倒になってきたり
疲れやすくなったり
うつになったり、適応障害になったり

と・・・抑圧は様々な形で身体に悪影響を及ぼすようになります。

そしてますます・・・怒りとイライラと嫌な気分が終わらずループするという悪循環を生み出していくのです。

怒りを大切にすることが重要な理由

私たちにとって感情は、どんな感情も大切な意味をもって心に存在しています。

これは、公式LINEにご登録頂いた方だけにうけていただける【うちがわに触れるノート】の一部ですが、このようにさまざまな感情はどれも私たちにとって必要な役割を果たしてくれています。
(Natureでは感情の扱い方や、自分との向き合い方を学べるワークショップを開催予定です。ご興味のあるかたはぜひ公式LINEにご登録くださいね!ご登録もZOOMセミナー代も無料の大特典です💗)

日本人は(特に女性)怒りの感情を苦手にしやすいのですが、怒りとは本来、自分を大事にしたいという欲求をもとに起きる感情です。イヤと言う感情は、自分が大事にしたいものを傷つけられていると感じた事や、自分にとって不快なことをされたと感じた事で起きるもの。

自分を守るためにとても大事な感情なのです。
決して良くない感情などではないのです。

嫌な気分が消えない、イライラしやすい方は、無意識に自分の怒りを良くないものと思っていることが多いものです。
だからこそ、まずは怒りの大切さについて知って頂きたいなと思います。

解決していくために

嫌な気分、不愉快な気持ち、終わらないイライラ・・・、それを避けようとすればするほど、実は悪循環になるのは、感情は感じさせてほしいと思っているからです。

その欲求を無視していることが、あなたのイライラが終わらない理由。嫌な人がずっと嫌なままで目の前にい続けるのは、あなたが自分の「嫌だ」という感情を感じきらせて、完了させてあげられていないからであることが多いのです。

そして、嫌な人とどう付き合っていくかという答えも出せていないことも原因の一つ。どうして私は嫌な人にずっとニコニコし続けるんだろう?どうして私は嫌な人にヘイコラ頭を下げてしまうんだろう・・・

自分が嫌を抑圧しながらいやいやとっている行動を、自分で納得のいく行動に変えていくこと、それもまた嫌な人を目の前から消すために必要なことです。

このあたりの詳しいお話は10月5日の大阪1DAYでも、もっと事例をたくさんお話しながらお伝えする予定です。嫌な人への不愉快な気持ちやイライラから解放されたいという方は、ぜひセミナーにもお越しくださいね。

タイトルとURLをコピーしました