【ご感想】私は悪くなかったんだ…と今安堵の気持ちがあります。

今日のコラムは、今継続コースでカウンセリングを受けていただいているクライアントさまから頂いたご感想をご紹介させて頂きます。今、悩んでいるけどセラピーを受けるほどではない、カウンセリングは敷居が高いと感じていらっしゃる方に、セラピーやカウンセリングを受けて頂くきっかけになればとシェアさせて頂きました。
掲載にご了解くださったクライアントさまには感謝申し上げます。改めてありがとうございました!

自分が自由になることや幸せになることに罪悪感がある

例えばあなたはこんな気持ちを感じたことはないでしょうか。

●子供や夫を置いて留守にしようとすると心がざわざわする。
●出かける前にはきちんと食事を用意して、掃除や洗濯などを終わらせてからでないと自分の好きなことが出来ないと感じている。
●旅行や遊びに行くために家を空けようとすると、不安になったり落ち着かない気持ちになる。
●好きなことをしようとすると「こんなことして良いんだろうか」と感じる。
●おしゃれをしたり、好きな服を買おうとすると罪悪感に襲われて、妥協したものを買ってしまう

などです。

ここに挙げた例は、実は私が若いころに感じていたものの一部です(笑)
でも、実際にNatureのカウンセリングに来て下さるクライアントさんたちの中にも、お話をお聞きしていると同じように感じているというかたは非常に多いのです。

これは交流分析の中の『楽しんではいけない』とか、『(親から)離れてはいけない』などの禁止令決断を持つ人に多い悩みなのですが、大きなイメージでとらえると、自分が自由に幸せに生きることをダメだと禁止している人たちに起きやすい悩みであると私はとらえています。

余談ながら、ジョンマクニール先生によって提唱された禁止令は24あるのですが、それらの禁止令はその人の悩みの中に複合的な作用を起こします。なので、この禁止令によってこの悩みが起きているという風に判断するのではなく、こういう症状があるという事はこの禁止令を持っている可能性がある、という風に自己理解や自己分析のひとつとして使うというところが禁止令を理解する上でのポイントになると考えています。

自分自身のことも他者のことも決めつけは危険だからです。

話がそれましたが(笑)そういうわけで、楽しめないとか親から離れてはいけないとか、自分の人生の生き方にかかる禁止令を持っている人はどうしても、自分の人生を自分のために生きようとすることに抵抗が起きやすくなります。

私だけが幸せになってはいけない

では次に、自分の人生を自分のために生きられない、自分を楽しませたり幸せにすることを禁止してしまった人たちは、どのような家庭環境があったのかという事を簡単にお話していきます。

しかしこれもあくまでも可能性の一つです。こういう背景があったら、必ずこうなってしまうという事ではないことを忘れずにいて頂ければと思います。

●母親(または父親)が苦労している姿を見ていた
●両親が不仲で夫婦喧嘩をしている姿を日常的に見ていた
●両親もまた自分を楽しませることを禁止していた(外食をしない、旅行をしない等)
●両親が楽しく生きている人を批判的に見ていた(好きなことする奴は我がままだ等)
●禁欲的に我慢している時だけ親に褒めてもらえた(よく我慢したね!偉いね!等)
●家族の中に病気を持つ人がいて笑ったり楽しめない空気が漂っていた

これらは私自身がカウンセリングをさせて頂いてきたクライアントさんたちからお聞きしたことや、私自身の経験も含まれていますが、こうした背景がある人は自分が楽しむことや、幸せになろうとすること、やりたいことを自由にやろうとすることに強いストップがかかってしまいやすいのです。

なぜなら、自分を幸せにしてはいけない、好きなことをしてはいけない、自由に生きてはいけないという気持ち(決断)の下にあるのは私だけが幸せになってはいけないという無意識の決意をしていることが多いためです。

自分を幸せにしてはいけないと決めている人には、自分のためにお金を使うのが苦手、という方も多いですよね。。

幸せになることに罪悪感を持つ必要はない

今回、4回目のカウンセリングを受けて下さったクライアントさんは、はじめて喜多村のカウンセリングを申し込んでくださった時、『カウンセリングを受けてから、漠然とあった死にたい気持ちがなくなりました』と言ってくださり、その後継続のコースを申し込んでくださいました。

そして、今回は4回目ということで、遠方からわざわざ対面のセラピーにお越し下さり、今回のご感想を送ってくださいました。

おはようございます。
昨日はお会い出来て本当に嬉しかったです。
人と関わるのが怖くて、自分から誰かに関わろうとすることにとても躊躇する私ですが、セラピーを受けるならこの人がいい…とずっと思い続けていたのが純子さんです。
1度は実際にお目にかかりたい!セラピーの回数を重ねるごとにその気持ちが強くなり、仕事に絡めて理由をつけ今回の京都行きを決めました。(笑)

昨日のセラピーは凄く学びが多かったと思っています。
これまでずっと自分を責めて自分が悪いのだと思い続けてきましたが、
私は悪くなかったんだ…と今安堵の気持ちがあります。
今朝は続いていた不安感もありません。
家を放り出して京都に来た事さえも罪悪感を感じて、昨日の朝は恐怖と焦燥感で手が震え吐き気まで出てたくらいです。

本当に感謝しかないです。
昨日セラピーで泣いてから、ちょっとした嬉しさや有り難さに涙が滲むようになりました。
悲しい涙じゃなくて、心穏やかな優しい涙。

今メールを打ちながらも涙が出てきます。

今、心の中にあった重く硬い岩が、さらさらと砂になって落ちていく。そんな感覚です。
その岩が完全に砂に変わることはないかもしれないけど、これからも少しずつ壊していけたらいいなと思っています。

セラピーが残り1回なのが寂しくも感じます。
残りの1回、どうぞよろしくお願いいたします。

とても嬉しいご感想だったので、ぜひカウンセリングの効果を知って頂きたく、ご紹介の許可を頂き掲載させていただきました。本当にありがとうございました。

カウンセリングを検討しながらも迷っていらっしゃる方へ

まだまだ日本ではセラピーもカウンセリングも敷居が高く、気軽に受けに行くものという認識では受け入れられていないのが現状です。かくいう私も、その高い敷居を超えてセラピーを受けるようになったのは、もう40歳を過ぎたころでした。

子供が小さい間はワンオペで育児をしていましたので、家を空けることも難しくゆっくりカウンセリングを受けるということも出来ませんでしたし、そもそもどこに行けばいいのか、だれに相談したらいいのかもわからないといった状態で悶々としていた時期が長くありました。

でも、私のブログやコラムを読んでくださっている方の中にも、かつての私と同じように悩んだり、迷っていらっしゃる方は多いのではないかなと思います。と言いますのも、最近きて下さったクライアントさんたちが口々に
『1年前から受けようかどうしようか迷っていました』などとえいやっと受けに来てくれたとご報告下さった方が続いたからです。

ああ、迷っている人って多いんだなぁと、私はやっと気づいたのです💦

これぐらいのことでカウンセリング受けるほどでも・・・、我慢強かったり、我慢することや耐えること、受け入れることが当たり前の価値観の中で生きてきた人たち、つまり自分の気持ちを大事にして生きるよりも、自分の気持ちを犠牲にして、親や周りや人のために生きてきた人ほど、自分の生きづらさを当たり前のことにしがちです。

生きていくってこういうもんだよなあ・・・とか
人生ってこういうものだもの・・・と
諦めてしまっている人が多いからです。

でも、そんな人にこそ私は知ってほしいんです。その固く動かないかに思える岩を小さくしていく方法がちゃんと世界にあることを。あなたの見ている世界を優しく温かいものに変えていける方法があることを。

心理学の知識はあなたの人生を幸せに変えていく力があると私は確信しています。Natureのカウンセリングやセラピーが、あなたの人生への諦めを、人生ってこういうものだよなぁという諦めを手放していけるきっかけになれたら、こんなにうれしいことはありません。

あなたの人生を幸せにするために、ぜひお手伝いをさせて下さいね。

人生を幸せに変えるための第一歩はこちらから💗

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