【ご報告】東京1DAYセミナー開催しました!

先日、と言いましてももう一月前になりますが(笑)

東京では3回目となる1DAYセミナーを開催させて頂きました。今回は、対人恐怖について、人に嫌われるのが怖いという問題について、その原因と解決方法までをお話させて頂きました。

でも実は、今回のセミナーは、実は裏テーマがありまして(笑)人が怖い、人に嫌われるのが怖いというという対人恐怖の問題の裏には、敵対的依存の問題が隠れていることが多く、この敵対的依存についてのお話をたっぷりとさせて頂きました。

敵対的依存とは一言で言うと、好きなのに離れられない、好きな相手に敵意をいだきながらしがみついてしまう状態のことを言います。

敵対的依存の問題は、共依存体質の人に多いのですが、なぜそれが起きるのかというと、そもそも人は孤独と排除を一番恐れる生物だからです。それは社会学者のフロムが言っている事なのですが、フロムは著書の中で「人が一番恐れる事は、孤独と追放を恐れるために、様々な防衛行動を取る」と記しています。

孤独と追放を恐れるからこそ、嫌いだと感じていても離れられず、しがみついてしまう。排除されたくないからこそ相手の下に入り、支配下に下ってしまう。そうした人間関係の築き方がベースになっている事が敵対的依存を生み出す原因だというようなことを、セラピーの事例や様々な実体験をもとにもっと詳しくわかりやすくお話しました。

これ以上は、同じ内容で大阪にて7月に開催予定ですので詳しくは書けないので、ぜひ気になる方は大阪のセミナーにお越し下さい(笑)

聞いてくださっていた皆さまからは、深いうなづきと共感と、沢山の質問を頂き、非常にセミナーが盛り上がりました(笑)

※23名もの方にお越し頂いたので、セミナールームがぎゅうぎゅう(笑)

嫌われるのが怖い、排除されるのが怖いという気持ちは人が持つ当たり前の感情です。ただ、それが強すぎたり、抗えないほどの感覚になる場合はセラピーでその感覚を緩めてあげる事は大事な事です。

人に嫌われないように相手の支配にくだる、自分を誤魔化し意思や感情を飲み込む、そうしていたらたしかに嫌われずに表面上の関係性はうまく繋げるように感じられるかもしれませんが、、必ずどこかに弊害が起きてくるのです。

それが相手への敵意だったり、自分への敵意(自己否定や自己嫌悪)などとして現れます。

嫌われないように生きるのではなく、嫌われることがあったとしても自分がどう生きたいのか?それがなぜ大切な葛藤なのか?感じて考えるきっかけになって頂けたのではないかと思います。

そして午後からはオープンセッションを行いました。

今回のセッションはまさに敵対的依存をテーマに扱うセラピーとなりました。両親にひどい扱いをされた、その怒りを手放すことが出来ず自分を否定する事をやめられない、そんな内容のセラピーでした。

子供が親から愛されることを期待する事をやめるのは、断愛といって非常に決意が必要です。頑張って良い子をし続けていたらいつか振り向いてくれるんじゃないか・・・?もしかしたら、一度ぐらいは振り向いて笑ってくれるんじゃないか?

そう願うことをやめるのは、とても苦しいものです。

でも、親は自分が思うような愛情は返してくれないという事実を受け入れない限り、人は今の現実の社会や人たちと関わる事が出来ないのです。

親=社会という自分の目のレンズを外さないと、目の前の本当の人とは繋がれないからです。

そしてそれが、対人恐怖の問題や敵対的依存の問題となり、人間関係の悩みを深めてしまうのです。それを、これからはどうして行きたいのか?選ぶのか選ばないのか、沢山葛藤して頂くセラピーになりましたので、見ていた皆さまからもうなる声が沢山聴かれました。

自分がどうしたいのか?決めることがいかに大事なのかを痛感させられました、とご感想もいただき、私もその通りだと自分自身も振り返りながら感じたセラピーでした。

無事終わってホッとしてる顔(笑)

敵対的依存の仕組みについてより深く理解できました。

今日のセッションを見て、利得から逃がしてくれないのはさすが喜多村さんだなぁと思いました。カオス、混乱、全部点と点が繋がる展開でした。

私自身も親に対する執着心からくる怒り、憎しみ、悲しみ、孤独の恐怖や絶望感、依存心など

自分の感情感覚にひとつひとつ丁寧に向き合っていく大切さや、向き合っていこうと改めて決意出来た1日になりました。本当にありがとうございました。

喜多村さんにまた会えて嬉しかったです!!

対人恐怖の根本原因や自分が何を避けて来たのか、がわかりました。

講義では、目からうろこな事や、本当にそうだなと思う事が沢山ありしっくりきました。

帰って整理して、親から卒業できるよう自分の気持ちと取り組んでいきます。

セッションでは、人のセッションは初めて見ましたが、セラピストの方はあくまで

サポートで自分がどうしたいのかが大事だということがとても分かりました

怒りを出すときに、嫌われても良い!こっちから捨ててやる!ぐらいの強いエネルギーがないと出せない所があり、もっとフラットに不快な感情を言葉で伝えられるようになりたいと思い参加しました。

今は、怒りを母に出せるようになって他者から嫌われる恐怖や自己否定は薄くなっています。

でも、今日のセミナーでまだまだ執着していたことを理解しました。

求めても手に入らない絶望は感じているので、もっと自分を理解していけるように

自分の本音に気付いていってあげたいと思いました。

親への執着が手放せられないことと、自分を認められないことが繋がっていて、それが自分にある問題だと思いました。

今まで、人に関わりたくないと人を避けるようにしていましたが、私の中には孤独の恐怖があるため、人に関わって人間関係を築いていかなくてはと思い参加しました。

基礎コース以外にも学べる場があることが嬉しいです。

ありがとうございました。

「嬉しいではなく楽しいを見つける」このお話を聞いている時に、自分軸ではなくまだ他人軸の視点で過ごしていたことに気付きました。

休職して2年弱経って、今も辞めることも復職することも自分で決められない現状を変えたくて参加しました。

今日のセミナーで、嫌われたくないということは敵対的依存と表裏一体なんだと、とてもわかりやすい説明で良かったです。

自分だけで考えていると、実は自己否定を強化している事もあるかもしれないと思ったりもして、やはりセラピーやカウンセリングを受けることも大事だと改めて思いました。

オープンセッションも自分に重なる部分もあって、自分も考えたり、自分に問いなおせたりしてとても勉強になりました。ありがとうございました。

敵対的依存について詳しくしれて良かったです。

私はそのまま敵対的依存により、周りの人(夫や前職場の人)に投影して

自分も周りも嫌な気持ちにしていたなと気付けて良かったです。

インチャを癒して、親との関係を客観視して、精神的に自立して行けるように頑張ろうと思いました。喜多村さんの話し方は、安心感があって楽しくてホッとします。

また東京でのセミナーに参加したいです!

次回東京1DAYは6月2日(日)13時~で開催決定しております。

テーマは2月に大阪にて開催してとても好評を頂いた、境界線の悩みについて。人と心地よい関係を築くためにはどうしたら良いのか?そもそも心理的境界線とはどうしたら引けるようになるのか。そんなお話をさせて頂きます。

またオープンセッションもさせて頂きますので、セラピーを受けた事がない方、喜多村のセラピーを見てみたい方、心理学に興味がある方、どなた様でも大丈夫ですのでお気軽にお越しください。

お申し込みは既に先行で受付開始しております。すでに残席5となっておりますので、気になる方はお早めにお申し込み下さいね。

お申し込みはこちらからお願いいたします

タイトルとURLをコピーしました